そらは2020年10月に両後脚の膝蓋骨脱臼の整復手術を受けた。
以下のテーマに沿って掲載していく。
- 膝蓋骨脱臼の症状と手術決定まで
- 手術日までにしておくこと
- 手術当日
- 入院期間中
- 退院日・退院後の注意
- 手術費用・犬の保険
- 術後経過 part1&2 ←この記事はココ
術後経過〜退院から術後1ヶ月後
<退院してすぐ~術後1ヶ月> 2020.10.9-2020.11.9
退院後すぐはさすがにひざを曲げて立ったり歩いたりはできず、腰が高いまま。短距離をタタタ…と進んではすぐぺたっと座る、を繰り返す。
おしっこは腹這いでしたり、立ってできたり、だったが徐々に立ってできるようになっていった。うんちは踏ん張らないといけないので出しづらいらしく、回数が通常より少ない。
エリザベスカラーは3日間くらいではずした。
リハビリは、おやつで釣ったりして短い距離を積極的にちょくちょく歩かせた。
リハビリのために仕込んだおやつをみているが 取りに行かない |
このぺったんこのシリコンのトイレマットは段差がない。
以前、琴を介護していた時に購入した物。
こうしてリビングに何個もトイレを置いて、そらがトイレしたくなったら間に合うようにした。まだ遠くまで歩けないからね。
外を歩かせられない間はカートに乗せて連れてお散歩。
退院して4日目にはへそ天で寝たり、のびをしたり、かがんでおしっこしたり、リビングルームを一周できるようになった。小股でトトトト…と進むので若干バレリーナのようだが、目覚ましい進歩。やっぱり動物ってすごい。
術後20日くらい うっすらと毛が生えてきている |
術後約3週間で外を歩いて散歩。まだ自信がなくこわいのか、すぐ止まって抱っこやカートに乗せて、と言う。犬にとって外で自由に走る力がないのは生命に関わることだから、人間よりもっと無防備な感じがして恐怖だろうと思う。
また、足を上げておしっこできるようになってきた。
この頃術後初めての診察。この時期は、患部でせっせと軟骨が形成されている。通常の筋肉の状態を100%として、グレード3から4へ移行中だった左側の足の筋肉が70%、グレード4だった右が50-60%の状態。
そして、そらは時々走ろうとするようになった。いいのかしら?と思う。犬がいいならいいのか。
術後はバスタオルやタオルケットを畳んで低い寝床のみ使わせていたが、術後1ヶ月でそれまでの普通の高さのあるベッドも解禁してあげた。
普通のベッドでへそ天 ひっくり返って壁際に手をつくタイプ |
同居犬とわとの遊びを解禁。あまり激しくならないように。
散歩で歩かせる時間は15分くらいになっていた。
右ひざはまだ完全に曲げられないが、歩くのがどんどん速くなっていく。
そして、術前の涙が多く、目が小さくなっていた顔つきも、すっかり戻って、まんまるお目目で涙も減ったようだ。
やはり辛くてあんな顔になっていたのかな。