そらは2020年10月に両後脚の膝蓋骨脱臼の整復手術を受けた。
以下のテーマに沿って掲載していく。
- 膝蓋骨脱臼の症状と手術決定まで
- 手術日までにしておくこと
- 手術当日
- 入院期間中 ←この記事はココ
- 退院日・退院後の注意
- 手術費用・犬の保険
- 術後経過 part1&2
入院期間中
術後は毎日夕方に面会に行った。
<手術翌日~術後一日目>
土曜日だったので夫ととわと一緒にそらの面会に行くと既にギブスが取れており?!伏せの状態からおすわりをし、一瞬両脚で立った!え、回復早くない?!
見ていて怖さもあったけれど、スゴイ!!!
毛を刈られているので、足の細さにもあらためて驚くが、よく頑張ってくれている。痛み止め点滴中。
スタッフさんからも可愛い可愛いと言われているようだった。
一方、家ではそらの退院までにリビングにタイルカーペットを敷き詰めることにしていた。
これがなかなか想像より大変だった。
端っこから敷き詰めていけばいいのかと思っていたら、部屋の中心線を取ってそこから貼っていかないといけないらしい。どうしてもズレが生じてくるから、最後にどうせ端っこは部屋のサイズに合わせてカットするから、そこで調整できるようにするためだ。親方の気分で夫を弟子扱いにし、頑張った。
<術後二日目>
ギブスの後につけてあったプラスチックの添木も取れていた。
後ろ足をピンとさせ、浮かせていて、痛そうだった。
ほとんど伏せをしていたが、無理して立ったり座ったり。
痛み止め点滴中。ごはんは食べない。
私から見ると尋常じゃない目だけど 経過は順調 |
<術後三日目>
痛み止めの点滴は終了した。
左足の傷口がちくちくしてきたようで、舐めようとする。
右足の内側は内出血みたいに赤くなっていた。
足は伸ばしたままな感じ。手をぺろぺろしてくれた。いっぱいなでなでした。
検査で動かしたりすると痛がるらしい。この日は先生とは話せなかった。
がえりだいよ!いだいよ!💢 |
この日私は帰宅後なんだかへこんでいた。
そらの傷口は痛々しいし、時間が経つのが長く感じられ、とわも過敏さを増しており、ズーンとなってしまった。
マットを貼る気も起こらず。
外ではガウガウデビルですが おうちでは癒し犬ですの |
<術後四日目>
恐る恐るだが、そらを抱っこすることができた!じっと私の腕の中におさまっていた。
そらははしゃぐことはなく、あまり元気がなかったが、順調に回復しているらしい。傷口をなめてしまうので、エリザベスカラーをつけられていてご機嫌わるし。
私の腕の中で憮然顔 |
この日は先生とお話できた。「とわちゃんも連れてくればいいのに」とおっしゃってくださった。
先生もスタッフさん達も会う人みなさんが「そらくんはいい子ですね」「可愛い」と言ってくださる。本当にいい子にしているんだな、と感じる。親バカになるが、目と目が離れていて愛嬌のある顔なので人気もあるみたい。えへ。
検査の時もされるがままで、アイシングやレーザー治療もおとなしく受けているとのこと。
左足は地面にちゃんとつけるようになっており、右はまだちょっとだけ、という感じ。右の方が大変な手術だったので、このくらいで順当らしい。
ごはんは、持ち込んだフードは食べず、病院のスタッフさんいわく“おいしいやつ”というフードをかけるとその部分だけ食すらしい。(“おいしいやつ”ってなんだ?気になる…)
入院前に少しふくよかになっていたので、入院中に食欲不振でも、体重に溜めがある分、カバーできるとのことだった。
今週中に退院できる見込みとのことだったが、そらも入院生活に疲れが出ているように見える。
コロナ禍なので面会時間が決まっている。時間が来て「バイバイ」とケージに戻すと「キュゥゥゥ~」と聞いたことのない声で小さく何度も鳴いた。
私も帰りの車の中で泣いてしまった。早くおうちに連れて帰ってリラックスさせてあげたい…
抱っこ、おいしいもの、とわちゃんのlove、おやぢのなでなで、快適な寝床、すべて早く与えてあげたい。
<術後五日目>
この日のそらはキャンスカ吠えた。明らかに元気パワーアップしている。
ゆえに?傷口までなんとか到達しようとするためか、エリザベスカラーが大きくなていた。
そらは「帰りたい!」と言う。痛いかどうかは教えてくれない。言ったら帰れなくなる、と思っているみたい。一回だけ痛がってヒィーンと鳴いた。
ズズズズーン かえりてぇ |
さぼっていたマット貼りを再開した。Yuka親方、大変なのよ。
<術後六日目>
面会に行くと、そらが立って迎えてくれた!うれしい!
そして抱っこしてヒーリング。
機嫌はわるいが明らかに目の輝きが増している |
ケージの中ではあまり動かずじっとしているらしい。
ごはんはよく食べるようになったという。よかった。
15分くらい抱っこして、スタッフさんに渡してケージに戻していただく(私が自分でやるのが恐くて)のだが、きゃひーん、とないて、その後くぅぅぅ~ん…
切なっ
タイルカーペットは間違えつつも少しずつ進んでいる。コツも掴んできた。
とわの相手があまりできないが、いい子に待っていてくれる。
そらがいないと、ごはん前にキャンキャン吠えることもなく静か。
お見舞いから帰ってきた私の服についたそらの匂いを |
念入りに嗅ぐとわ |
<術後七日目>
そらの退院日が決まった!
「今日でもいい」といきなり言われたが、明日まで待てば抜糸ができそうとのことなので翌日にすることにした。抜糸をしてから連れて帰った方がエリザベスカラーをしている時間が短くなるから。もうちょっとだ。
もう限界です…早く連れて帰ってくだしゃい |
タイルカーペット、貼り終わりまであと少し。ぎりぎりだ。でもまぁ退院したてで歩き回るわけではないので大丈夫。