そらは2020年10月に両後脚の膝蓋骨脱臼の整復手術を受けた。
以下のテーマに沿って掲載していく。
- 膝蓋骨脱臼の症状と手術決定まで
- 手術日までにしておくこと
- 手術当日
- 入院期間中
- 退院日・退院後の注意
- 手術費用・犬の保険 ←この記事はココ
- 術後経過 part1&2
手術費用・犬の保険
手術入院にまつわる費用
左右の膝蓋骨脱臼整復手術:200,000円
血液検査・点滴・麻酔・薬・レーザー・アイシングなど:約110,000円
8泊9日の入院:約30,000円
食欲不振ゆえ病院で出してもらったドッグフード:約800円
入院中の歯磨き:2,500円
退院後に服用する関節用サプリメント:3,000円
消費税
トータルで約385,000円
最初に先生から伝えられていた約40万円に近い。
この前後に何度か診察に通っているが、レントゲンを撮る時以外は都度再診療のみがかかっている。
犬の保険について
犬の保険に加入していたので、ごはん・歯磨き・サプリメント以外の費用のうち80%が還付された。
保険に入っていて本当によかった。
先代犬のうち風太は保険に入っていなかった。なので数回の手術もアメリカでの高額検査代も全て自腹。
風太なき後、琴はアメリカでも日本でも手術及び手術する場合の入院費用が対象の保険に入った。
こういった保険は、掛け金は少なくて済むが、通院による治療や手術を伴わない入院に対しては補償対象外である。
琴は手術をしない消化器型リンパ腫と多発の梗塞による発作や麻痺で通院や入院だったので全て保険対象外で、トータルで100万円くらいかかった。
そのような経験から、そらととわは子犬のうちから通院・入院・手術・ポメラニアンにも多い膝蓋骨脱臼をカバーする保険に入ることにした。
子犬のうちは掛け金が低いので、他社と比較することなくさっさと『ペット&ファミリー損害保険のげんきナンバーわんエルのプラン80』に加入した。
一年経って、他社と比較して見直してみたが、やはりペット&ファミリーのこのプランがいいと判断し、その後も継続している。尚、保険料は年齢が上がれば段階的に上がっていくし、会社の都合で当初の金額より上がることもある。
私は、若い犬が保険に入る必要があるのか、掛け捨ては勿体無いのではないか、と考えがちだったのだが、夫が「保険ってのは“安心”にお金を払うんだよ」と教えてくれ、そういうものなのか、と考えをあらためた。よかったよ、あらためて。
犬の保険の比較ポイントは、どんな疾病・治療をカバーするかも大事だが、入院や通院の日数や1日あたりの限度額に制限があるかないか、という点にも注目した方がいいと思う。
ペット&ファミリーは、入院・通院の日数や1日あたりの限度額に制限がなく、年間80万円までなら支払われる。
ペット&ファミリー保険において、膝蓋骨脱臼については、犬を引き受けた時にグレード1以下であることが支払い条件。引き受けた時点でグレード2以上と診断されていると保険対象外だ。そらの場合はグレード1だったので対象だった。
ペット&ファミリー保険は、アニコムやアイペットとは違って全ての窓口清算ができる動物病院の数がとても少ない。うちが通院している病院もペット&ファミリーの窓口清算はできないので、自分自身で請求する必要がある。
めんどくさがりの私、ちゃんと請求するかな〜と懸念したが、実際は案外まめに簡単にやれている。
インターネットで保険会社のサイトで請求書に必要事項を記入してプリントアウトし、病院の請求書の本紙と一緒に郵便で送るだけである。封筒に貼る住所欄と郵便切手に該当するところもプリントアウトできて、郵便切手を買って貼る必要がない。
病院の請求書は本紙を送らなくてはならないので、私はうちの保管用にコピーをとっている。
膝蓋骨脱臼以外にも結膜炎や胃腸炎などで通院したが、保険金は今まできちんと支払われていて、私としては快適だ。再診料もカバーしてくれる。療法食やサプリメント代は対象外。
まさか2歳なりたてで膝蓋骨脱臼の手術をすると予想はしていなかったので、入っていて本当によかったと思う。
よかったです、ほんとに |
※尚、保険に関する部分は2021年時点での話です。今後変更がある場合もあります。